測量事業

測量とは、土地の位置・形状・高さ・面積を計測し図面を作成することです。
測量の種類として、基準点測量・水準測量、地形測量、路線測量、用地測量、三次元点群測量、地籍調査等があります。
測量成果は、道路や河川等のインフラ整備の基礎資料や、地籍調査のように個人の土地財産を形成する上で必要な資料として用いられます。

設計事業

設計とは、測量成果に基づき、道路や河川等のインフラ整備工事に必要な構造物の形状や、材料、工法などを検討し、設計図等を作成することです。
現地状況や地質状況を踏まえ、工事の実現に向け、施工の計画を行います。
また、土木工事は環境や周辺住民に大きな影響を与える場合があるため、完成後のイメージを図りながら設計を行います。

調査事業

調査とは、橋梁・砂防ダム等の構造物の点検や、土砂災害防止のためデータを収集する「基礎調査」等を行います。
近年、自然災害が頻繁に発生しており多くの構造物が損害を受けています。
また、建設後50年以上経過しているものも多いことから、点検により現状の把握を行います。

補償事業

補償とは、主に公共事業を実施するにあたり、その事業用地の取得又は使用に伴い支障となる建物・工作物・立竹木等を調査し補償額の算定を行います。
対象物が店舗や事業所の場合は営業形態の調査、工場などの場合は、機械類の調査を行います。
また、公共工事の施工による近隣の建物等への影響の調査も行います。